比の単元(小5算数)
今回は「比」の単元2週目でした。
前回と同様に基礎的なことが多く、「比」の基礎をちゃんとマスターしなさいと言わんばかりです。
浜学園の単元系統表をみると、「比」が2週、「割合」が5週、あわせて「比と割合」は7週と思っていましたが、よく見ると割合の途中で、「2量の関係」、「文章題」の単元が挟まっており、おそらく内容的には「比と割合」だと思います。
そうすると9週続くと思わなければいけないのかな。
で、そのあとは「日暦算」を挟んで「速さ」が4週続きます。なんだか単元の並びをみてると、これを履修する6月から夏休み明けまでの3ヶ月は小5の山場なんじゃないかと感じます。しっかりやらなきゃ。。。
で、週末は「比」の宿題範囲の勉強をしっかり済ませた後、公開テストの直しに取り組みました。
できていなかった「年令算」をやり直していると、娘は、
あ、これ、比の線分図書いたら簡単やん。
なんでわからんかったんやろ。。。
と、悔しがっていました。ま、確かに正解しないといけない簡単な問題です。
娘もやっと小4のときにやった「年令算」と「比」が結びついたようです。
この気づきをテストの時に発動して欲しいものですが、この辺が娘の課題です。
練習あるのみかな。。。
エネルギー・電力の単元(小5社会)
今回の社会は工業分野の最後で、エネルギー・電力の単元。
石油や天然ガスなんかのエネルギー資源はどんなもので、どこの国から輸入されているか、エネルギー革命からの推移、発電エネルギーの推移、各発電の良し悪し、発電所の場所などなど。。。
大人にとっては常識的でわりと身近な内容です。
例えば日本の発電エネルギー源で原子力発電の比率は2010年まで20〜30%あったのに2015年は1%くらいになっていたりして、東日本大震災の時の影響だなーと
なるほどと思えることが多いです。
で、ここは丸暗記負担を減らすためにも一通り、なぜこうなっているのかというようなことを中心に娘に話をしてから問題に取り組みました(長期記憶になって!)。
ま、娘もテレビで目にしているものも多く、すんなり納得する内容だったようです。
前回の工業地帯の時より新たに覚えることもかなり少なく、問題もさらっと解いていました。
この単元はなんとなくですが、中学受験勉強的ではなく、文字通りの社会勉強だったような気がします。。。
星の年周運動・星座早見(小5理科)
今回の理科は星の年周運動・星座早見。
前回までと同じような内容に加えて星座早見が入ったくらいのほぼ復習みたいな感じでだったので娘は簡単そうに宿題を終わらせました。
私の出番はありません。
最近、同じようなことばかりやってるような気がしましたが、ふりかえると、星の単元は今回を入れて3週、太陽と月をあわせた「天体の動き」のくくりでは5週やっていました。基本的なことはほぼ同じ考え方をするので良い反復学習になったかと思います。
やったことを簡単にまとめると、まず太陽のときが一番時間がかかったのですが、ガチャのカプセルに手作りの方位磁針を貼り付けて東西南北をどこからでもわかるように訓練してから問題を解くようにしました。月の単元は「月の公転の図」を書いて月の形、時間、方角を理解させ、太陽・地球・月の公転・自転を空間的にもガチャカプセルを使って把握してから問題をこなしました。星の単元はひとつの方角の空だけでなく、全天の図においても東西南北が正確に認識できるまで練習して問題に取り組みました。
最低限の覚えることはしましたが、ほとんどは方角に関わることばかり練習したように思えます。
我が家のリビングのテーブルには先月からずっとマジックで書き込みをしたガチャカプセルが3つ転がっています。。。
次週からは物理になるようなので、しっかりと思考させて理解する練習させようと思います。
算数の偏差値をあげるために(小5算数)
娘は算数において、復習テストはできるんだけど、公開テストで成績が悪いという状態です。私と一緒に公開テストの問題をやり直す時は軽くヒントを与えると大体はできる。これは、単元毎にマスターしてはいるのですが、その単元毎の「点」が「線」や「網」のように結び付かず「点」のままの状態ということ。
これが 先日の公開テストがきっかけでわかった娘の弱点。どの単元が苦手とかじゃないのでやっかいです。
で、まずは娘の意識改革から着手しました。
私:毎週の算数、Sクラスの問題まで全部できるよな?
娘:うん。
私:でも公開テストは点数悪いよな?
娘:うん。わからへんもん。
私:それって、例えば目の前に鍵のかかった扉があって、それを鍵使わないでドアノブをガチャガチャして、開かへんって言うてるのと同じやで。
娘:鍵開けるやろ。普通。
私:そやで。鍵使うだけやで。
娘:でも鍵なかったら無理やろ。
私:でも、ポケットに鍵が何十個か入ってるねん。
娘:じゃ、なんでそれ使わへんの?あほやん。
私:そう、それが●●ちゃん(娘の名前)やねん。
娘:ふっ。
私:「ふっ」ちゃうわ!浜学園で毎週単元ごとに勉強して何個か鍵ゲットしてるねん。それ使うだけやねん。ポケットに鍵入ってること忘れてガチャガチャしてるねん。
娘:復習テストはできてるし。
私:復習テストのときは何個か鍵つけたキーホルダーごと手に持って扉の前に立ってんねん。誰でもその鍵使うって。でも公開テストはポケットにいっぱい鍵入れて扉の前におるねん。だからガチャガチャせんと、まずポケットに鍵入ってること思い出さなあかんねん。で、どの鍵使ったら良いか推理してポケットの中探さなあかんねん。その違いやで。
娘:じゃ、ピッキングやな。
私:違うわ。そもそも算数でピッキングするのは大学やし。大学からの数学は世の中にある鍵じゃ開かへん扉やから数学の天才たちが集まってみんなでピッキング会議すんねん。ピッキングするにも、まずは鍵を全部集めて使えるようにせなあかんねん。
娘:ちっ。
私:じゃ、この問題やって。
娘:・・・わからん。
私:ドアノブガチャガチャやで。
娘:あ、鍵な。・・・数列やな。
私:そう。他の鍵もついてんで。
娘:・・・白黒別に考えるやつやな。
私:まだ鍵あるで。
娘:・・・差がだんだん増えるやつやん。
私:そう。そうやって毎回鍵探す練習して。問題にどの鍵が良いか暗号で書いてあるから。
娘:カチャ。
私:何?
娘:鍵の開いた音。ドラマでやってるし。
私:。。。
手のかかる楽天的な娘です。
ま、しばらくは毎週の新しい単元の勉強以外にも時間作って、今までの公開テストの中から少しずつ単元明かさず問題をさせていこうと思います。
時間かかりそうです。。。
公開テストの結果(浜学園)
日曜日の公開テストの結果がでました。
3月より理科と社会は少し上がり、算数と国語は横ばい。
3科目はだいたい偏差値50くらいで、社会は45くらい。
コロナによる休講を利用して復習をやり始めた2月から比べると算数、理科、社会ともに伸びていますが、この3ヶ月、復習をみっちりやった割には物足りなく、がっかりです。。。
娘には感じさせないようにしていますが、私はかなり落ち込みました。
というもの、今回は私にとっては単なる公開テストではなく、3ヶ月間とはいえ集中し、必死でやればどれくらい娘は中学受験において通用するのかという指標としても捉えていたからです。
3ヶ月で成績微増なら目標としている成績にはいったいどれくらい学習が必要なのか。このまま低迷するのではないか。中学受験だけでなく、この先も学習においては伸ばすことはできないのではないか。
と、日曜日から普段の私にはない、ネガティブな思考に陥ってしまいました。
私自身のことにおいては子供の時から常に楽天的かつ前向きですが、娘の学習のこととなるとそうはいかないようです。
で、娘はというと、
まあまあやな。
ま、今週の復習テスト良い点とってるし、ええんちゃう。
と、楽天的です。
で、ネガティブなことを全部吐き出したところで、私も気持ちを切り替えます。
立ち直るのに3日かかりました。親バカな分、落ち込んじゃうんですね。
ま、落ち込んでいたのは私だけで、娘はなんとも思っていません(ちょっとくらい落ち込めよ!)。
今回の公開テストで見つけた弱点はいままで気づかなかっとこと。
それを大きな収穫だったと思い直し、落ち込むことと反省はここまでで、今夜も娘と勉強に励もうと思います。
中学受験は親のメンタル面でも大変です。。。
工業地帯と工業地域(小5社会)
ここのところ社会の単元は工業が続きます。
私も馴染みのある京浜工業地帯、中京工業地帯、阪神工業地帯、北九州工業地帯に加えて、今回は工業地域が出てきました。
京葉工業地域、北関東工業地域、東海工業地域、瀬戸内工業地域、北陸工業地域、北海道工業地域、鹿島臨海工業地域、諏訪湖周辺。
こんな分類があるのですね。読み込めばなるほどと思いますが、そもそも私はこの分類に馴染みはありません。馴染みのないもので、テスト勉強としてこんなにたくさん覚えるのは大変。いつも娘はこの感覚なんでしょうね。娘は大変だ。
で、この分類されたそれぞれの地域のさかんな工業について覚えなければいけません。
で、例えば、瀬戸内工業地域で覚えなければいけないことは、
山口・広島・岡山・愛媛・香川のエリアで塩田跡地を工業用地に利用。化学工業の比率が高い。倉敷では高梁川河口付近を埋め立て、水島地区に鉄鋼・石油化学コンビナートをつくる。この地区の工業生産額は岡山県の約50%。
周南・岩国・倉敷(石油化学)、福山・倉敷(鉄鋼)、防府・広島(自動車)、下関・呉・尾道・坂出(造船)、宇部・山陽小野田(セメント・化学)
と、一つの工業地域だけで覚えることがこれだけあります。
公立中学の中間や期末テスト勉強を毎週やってる感じです。大変。
中学受験の社会は高校受験より覚えること多いんじゃないかな。
日常に結びつけれらるものはすぐ覚えられます。例えば、東海工業地域は機械工業の比率が高いのはバイクが多いから。ヤマハはバイクも作ってて浜松にある。で、静岡県が日本全てのピアノを生産している。
ただ、こういった結びつけができるのは限られるので、大半は暗記しなければいけません。毎週の復習テストはなんとかなるのですが、覚えたことは忘れるものなので公開テストや受験本番まで覚えたことをキープしなければいけません。
当たり前ですが、復習テストをがんばるだけでは無理です。
反復学習の継続しかないと思うのですが、現時点で社会の計画的な勉強法は確立できていません。
ま、娘にあった効果的な勉強の仕方をあれこれ試行錯誤するしかないですね。。。
これも私の役目。前途多難です。
公開テスト後(浜学園)
日曜日の公開テストは思ったようにできなくて落ち込みましたが、週明けに先週の理科の復習テスト(星の単元)が戻ってきて少しは救われました。
100点。
休講明けの最初のテストだったので幸先が良い。
娘としては先週の復習テストは全て自信があるそうです。早く公開テストも点数取れて成績が上がるようにしてやりたいです。
浜学園に入塾後1年経ち、ここからどうにかしようと私自身も介入して4ヶ月間、あれこれと試行錯誤していますが、復習テストは点数が取れるようになったものの、公開テストの成績をあげるにはなかなか難しいです。
まだ浜学園で真ん中あたり。
みんな頑張って勉強しているのでちょっとやそっとではダメですね。
そんな最中にふと思ったこと。
今通っている浜学園は例年、難関中学に大勢が合格し、その最難関、難関中学からは 難関国公立大学に多くの生徒が進学します。
そんな子達と競っているんだから、ちょっとやそっとでは太刀打ちできません。
そんなトップクラスの学力を持つ同世代が同じ塾に大勢いる環境下に身を置いて四苦八苦することは非常に良い経験だと思います。
娘にとっては好きではない勉強かもしれませんが、この年齢から何か一つのことに一生懸命打ち込むのは得られるものも多く、本当に良いことだと思っています。
「学習する」ということにおいては、少なくとも大学受験には活きてくるはずです。
難関国公立を目指すならどれくらいの学力が必要で、どれくらいのことをしなければいけないかをイメージしやすくなるのではないかと思います。
高校受験勉強はまったく異なりますが、中学受験勉強は母集団も難関国公立大学受験層と近いこともあり、性質も似ている気がします。
毎週4科目、新しい単元を履修するスピード、ボリュームのなかでの毎週の復習テスト、毎月の公開テストにおいて、自身の学習量・習熟度と成績上位者との違い、また、どうすればその中で成績があがるかを感覚としても持つことができれば、大学受験時にも「受験勉強」を再現しやすく、道を切り開いていけるんじゃないかと思います。
いずれにせよ、今一生懸命やっていることは目先の成績もさることながら、長い目でみても意味のあることになると信じて、精一杯やるしかないなと思っています。
昨日の公開テスト(浜学園)
日曜日は久しぶりの浜学園教室での 公開テストでした。
娘としてはまあまあできたとのことで、早速自己採点。
相対的なことはまだわかりませんが、理科、社会は3月より点数は上がっていて4月に自宅実施した時と同じくらい。復習周回した成果はでてると思います。
で、算数、国語は3月と同じくらい。
娘としては国語が一番できたはずなのにと不思議がっていましたが、文章題で連鎖的に間違えたようです。よくあることですが、やり直しでちゃんと修正しなきゃな。
問題は算数。
みたところ難易度は変わりないと思うのですが、できるはずの問題を落としている。。。
娘とできなかった問題をちょっとやってみると、8~9割くらいはできました。
テスト中にどうやって解くか気づかなかったらしい。
数列や文章題といった単元毎にはちゃんとマスターしているにも関わらず、公開テストの問題ではどの解き方が良いかがすぐに結びつかない。
これは、算数は各単元をちゃんと理解した上で復習を繰り返して単元毎にマスターしてはいるのですが、単元毎の「点」が「線」や「網」のように結び付かず「点」のままだったのです。
なので、公開テストのような単元がランダム、または問題の出し方をひねられた場合においての解く手段を見つける訓練が娘には必要だったということです。
これは完全に私のミスです。
日々娘と向き合っていながらこの弱点を見落としていました。
それぞれの単元ができるようになれば公開テストの成績も上がると思っていましたが、娘においてはそうではないようです。
私自身と娘は感覚が違うので難しい。。。
公開テストは弱点を見つけるためのテストなので今回は本来の目的を達成しています。
が、良い成績を取らせたい父親としては悔しい。。。
ま、今回、弱点と成績の原因が明確になったので次回公開テストは算数も良い点をとれるように弱点を克服させようと思います。
成績をあげるのはなかなか難しいです。。。
中学受験の理科(小5理科)
ここのところ理科は太陽・月・星の単元が続いており、それぞれの動きを娘にわかりやすく理解させるためにyoutubeで動画を検索していたときのこと。
良い動画が多くあったのですが、一番わかりやすいのは動画は高校受験用の動画でした。
高校受験?何かの間違いだと思ってちゃんと調べても間違ってはいません。内容も浜学園で習ったことばかりです。
ネットで高校の入試問題を探してみてみると、内容は小5の娘がやっているものとほぼ変わりませんでした。
中学受験って分野によっては、高校受験レベルの学習がいるのですね。。。
確かに娘が勉強していることは小学生にしては難しいなと思っていました。
そういうことなのですね。
高校の入試問題を小5の娘がちゃんと理解して回答できる、中学受験って恐ろしい。。。
そんな中学受験勉強をして私立中学入学後、中学の学習内容を1、2年で履修できるのも頷けます。
良いのかどうかはわかりませんが、私の中で妙に納得させられた1日でした。。。
今日は浜学園公開テスト。
ちゃんと集中してできるかな。。。
娘が自ら算数を勉強し始めた(小5算数)
今週の算数単元は「比」でした。
浜学園の単元系統表をみると、「比」が2週、「割合」が5週、あわせるとこの「比と割合」は7週続きます。ここから先2ヶ月間です。6年生でも「比と割合」は4週分の単元があります。
「比と割合」は算数の基本部分なので重要なのはわかりますが、ここまで単元が続くとなれば、中学受験においては多岐にわたる発展的な問題をこなさなければいけないんだと認識します。
また、理科や社会にも「比と割合」を使う問題が必ず出ています。ここをマスターしなければ算数だけでなく、理科、社会も成績を落とすことになります。
なので気を引き締めて取り掛かろうと思っていたところ、娘は塾で「比」の授業を受けた日、帰宅してから算数を自ら勉強し始めました。
これは本来の受験生の姿であり、大多数の子供においては普通のことだと思いますが、娘にとっては浜学園に入って初めてのことです。
不思議だったので娘に聞くと、今日やったことを忘れないようにしたいとのこと。
どうやら、このところ算数ができるようになって自宅実施の復習テストはほぼ満点で、この日の復習テスト(文章題の単元)も完璧にでき、算数に自信を持つようになったようです。で、授業も集中して真剣に聞いてたようです。
良いスパイラスが始まったかも。。。
ちゃんと授業に集中していたこと、新しい分野をマスターしようとする前向きな姿勢は親としてはうれしいことです。
ま、今回の「比と割合」は初回なので基礎的なこともあり難しくはありませんが、ちゃんと理解して自分のものにできたのでまずは一安心。
次週以降難易度が高くなっていくと思うので、苦手意識を持たせないよう、良いスパイラルであり続けられるよう、確実にマスターさせようと思います。
星の日周運動(小5理科)
今回、理科の単元は星の日周運動。
どうやら娘には簡単らしいです。
これは先週の「星と星座」をちゃんと履修しただけでなく、「太陽の動き」、「月の動き満ち欠け」で太陽、地球、月の公転・自転を空間的にしっかりと把握したので簡単にわかっただけです。
あと、方位感覚も身につけたことも大きいかも。
それらは全て同様の考え方であり、受験問題でも単元で区切ることなく結びついています。
いずれにせよ太陽、地球、月の公転・自転を空間的把握と方位感覚無しには理解しにくいとは思います。
浜学園の単元系統表をみると、この太陽・月・星は小4で5週、小5で5週、小6で6週の合計16週学習します。3年間のうち4ヶ月もかけている分野です。
間違いなく重要分野であり、連動もしているので確実に取りこぼしなく理解しないといけないと思います。
なので、娘には普段はレベル3のSクラスの宿題範囲までさせていますが、太陽・月・星の単元はレベル4(Vクラス範囲)までの宿題範囲を勉強させています。
今のところちゃんと理解して問題も解けているので復習テストもほぼ満点ですが、覚えたことは忘れないように、今後の公開テストでこの単元を正解できていなければ基礎からやり直そうと思っています。
漢字の部首・画数・筆順(小5国語)
今回の国語は部首・画数・筆順の単元でした。
浜学園のテキストを見ると覚える部首は50個以上。多い。。。
娘は半分くらいは初めて覚えることになるみたいです。
私の知る限りの部首の成り立ちを話して記憶に残らせる努力はしますが限界はあり、丸暗記はさせられそうにありません。
で、人それぞれ覚えやすい覚え方があると思うので、私ならこう暗記すると話した上で、娘にも覚え方を考えさせました。
例えば、「尿」のたれ「しかばね」(しりませんでした)は覚えにくいので、「扇」のたれ「とだれ」とセットにして、「戸をあけるとしかばねがあった」と「戸」の横棒をドアに見立ててはずすと「しかばね」というふうな覚え方。
娘も面白がって、
じゃ、きにょう(「魅」のにょう)は「鬼滅にょう」にするわ
と、自分なりに覚えやすく考えて取り組みました。
娘なりには全て完璧に覚えたようです。
本当かな。
で、筆順は簡単かと思いきや、私も間違っていたものもありました。
りっしんべん(「情」のへん)です。
私はいままでずっと縦棒を最初に書いていましたが、正解は、
左右の点を書いてから最後に縦棒
らしいです。恥ずかしながら知りませんでした。。。
娘と勉強してると、私が勉強になることが多いです。
ま、娘においてはこの時期で正式な筆順に修正できてなりよりです。
国語の新たな取り組み(小5国語)
あれこれと問題集に手をつけることは良くないと思い、我が家では浜学園のテキストしか勉強しません。
が、国語は他の科目と違って、この単元をマスターすれば良い等、明確な取り組みは見つけられずにあれこれ悩んでいましたが、浜学園のテキスト以外に一つ新たに取り組みを始めました。
市販の「語彙力アップ1300」です。
現状、娘の成績は浜学園の公開テストで偏差値45〜55程度。絶望的ではないものの良いとは言えません。浜学園のテキスト、公開テストの文章ともに問題なく読解できてはいますが、6年生、ついては受験本番は文章の難易度がさらに上がるので、今できることを考えると、語彙力を高めるべきではないかと考えました。
娘はよく読書するので、語彙力はある方だと思いますが、さらなる向上には読書量を増やすより補完的に語彙力の問題集に取り組んだ方が効果的なんじゃないかなとも思います。
この「語彙力アップ1300」、内容は大人が見ると常識的なものですが、裏を返せば大人になるまでに必要な常識です。娘においては半分くらいは既に知っているものですが、半分は初めて目にする、もしくは耳にしたことはあったかもしれないけど初めて意識して読み込むものみたいです。
本屋さんで娘とあれこれ見ましたがちょうどいいやと本書を選びました。
慣用句やことわざなんかもはいっていてバランスも良いかも。
1日に12問なので5分もかかりません。
娘は、
あ、これ鬼滅の刃にも出てたな
とか、ぶつぶつ言いながら
クイズに答える感じで取り組み始めました。
成績に対しての即効性はないかもしれませんが、急がば回れの筋トレとして、また、大人になる前の常識の蓄積として継続させてみようと思います。
文章題(小5算数)
今回の算数は文章題でした。
和差算、消去算、差集算、過不足算、つるかめ算ですが(それぞれこんな名前なのですね)、内容は小4とほぼ同じで難易度も変わりありません。小4の復習なのかな。
この辺りは、小4のとき私が介入し始めた単元で、時間をかけ、図を書いてちゃんと理解させた内容ばかりです。また、小4の復習を周回したこともあり、娘はしっかりできるようになっているはず。
で、娘はあっさり回答。ちゃんと図を書いて考えて解いていました。
私の出る幕はありません。親としてはやりがいを感じます。
文章題は苦手な子が多いようですが、我が家においては苦手になる前に潰しておいたので親子ともに楽です。
勉強は「苦手分野を克服」よりも「苦手分野を作らない」方がより効果的であり、スムーズであると実感しました。
次回から比と割合の単元が数週続くので苦手分野にさせないように取り組みます。
星と星座のポイント(小5理科)
今回、理科の単元は星と星座。
ポイントは、
季節、方位ごとの主だった星座とその星座にある1等星の名前と色を覚える
と、娘が得意げに私に教えました。
4年生の時も星の単元は得意だったみたいで、私の出る幕はありません。
娘が勉強で得意げなのは意外でした。
私が教えるための読み込みをする前にこんなやりとりがあったので放置したところ、自力で全てできていました。小4で覚えたことは忘れていないみたい。
テキストを見ると星の単元は3週続き、小6でもでてくるので重要な単元だろうと思います。
私がふと疑問に思った、「全天の図は東西が逆」な理由を聞いてみると、
それは逆やねん
と、そういうものだと認識して問題を解いていました。
これはちゃんと本質を理解しないとまずいと思いましたが、私自身も恥ずかしながら即答できず考え込んでしまいました。
例えば、太陽や月の問題で「南の空をみて右側は西」は、上を北(下を南)だと思ってしまうと逆のように思えますが、南は3次元で考えて紙の奥で、北は自分自身の手前か後ろと考えると明確になります。
で、これとは違う。
方位磁針を紙に書いて試行錯誤して考えてやっとわかりました。
全天の図は空全体なので、方位は地上から空を見上げた時の方位になっているのです。なので、図を上からみると東西逆ですが、それを顔の前に持って真上を見上げると書かれた方位になります。
太陽や月の時と違って、空を見るとき斜め上ではなく、真上を見なきゃいけないんです。
なので例えば南を向いて真上をみると、顎の方が南、頭のてっぺんの方が北、右手が西、左手が東になります。この目線で全天の星座が書かれた図が理科の問題になり、東西南北を答えることになります。
私自身はスッキリ。。。
で、娘とリビングで北を頭、足を南に仰向けに寝転がったり、起きたりして方角と全天の図をあーだ、こーだと確認すると、
ふーん。そーなんやー。
と、娘も納得。やはりちゃんと理解はしてなかったようです。
確かにこの単元でテストを攻略するには娘の言う通り、
季節ごと、方位ごとの主だった星座とその星座にある1等星の名前と色を覚える
だとは思いますが、単元として、理解して汎用性を持たせるためのポイントは、
全天星図の東西が逆な理由を明確に理解する
だと思います。星の単元に限らず、理科は何かと方角を答える問題が頻繁にでてきます。この方角に関する感覚を確実に身につけないと後々も困ることが多いのではないかなと思います。
今回危うく見過すところでした。。。
あとは、今週、自信過剰ぎみの娘が1ヶ月以上ぶりの浜学園教室での復習テストでちゃんと点数をとってくるかは楽しみです。