算数の偏差値をあげるために(小5算数)
娘は算数において、復習テストはできるんだけど、公開テストで成績が悪いという状態です。私と一緒に公開テストの問題をやり直す時は軽くヒントを与えると大体はできる。これは、単元毎にマスターしてはいるのですが、その単元毎の「点」が「線」や「網」のように結び付かず「点」のままの状態ということ。
これが 先日の公開テストがきっかけでわかった娘の弱点。どの単元が苦手とかじゃないのでやっかいです。
で、まずは娘の意識改革から着手しました。
私:毎週の算数、Sクラスの問題まで全部できるよな?
娘:うん。
私:でも公開テストは点数悪いよな?
娘:うん。わからへんもん。
私:それって、例えば目の前に鍵のかかった扉があって、それを鍵使わないでドアノブをガチャガチャして、開かへんって言うてるのと同じやで。
娘:鍵開けるやろ。普通。
私:そやで。鍵使うだけやで。
娘:でも鍵なかったら無理やろ。
私:でも、ポケットに鍵が何十個か入ってるねん。
娘:じゃ、なんでそれ使わへんの?あほやん。
私:そう、それが●●ちゃん(娘の名前)やねん。
娘:ふっ。
私:「ふっ」ちゃうわ!浜学園で毎週単元ごとに勉強して何個か鍵ゲットしてるねん。それ使うだけやねん。ポケットに鍵入ってること忘れてガチャガチャしてるねん。
娘:復習テストはできてるし。
私:復習テストのときは何個か鍵つけたキーホルダーごと手に持って扉の前に立ってんねん。誰でもその鍵使うって。でも公開テストはポケットにいっぱい鍵入れて扉の前におるねん。だからガチャガチャせんと、まずポケットに鍵入ってること思い出さなあかんねん。で、どの鍵使ったら良いか推理してポケットの中探さなあかんねん。その違いやで。
娘:じゃ、ピッキングやな。
私:違うわ。そもそも算数でピッキングするのは大学やし。大学からの数学は世の中にある鍵じゃ開かへん扉やから数学の天才たちが集まってみんなでピッキング会議すんねん。ピッキングするにも、まずは鍵を全部集めて使えるようにせなあかんねん。
娘:ちっ。
私:じゃ、この問題やって。
娘:・・・わからん。
私:ドアノブガチャガチャやで。
娘:あ、鍵な。・・・数列やな。
私:そう。他の鍵もついてんで。
娘:・・・白黒別に考えるやつやな。
私:まだ鍵あるで。
娘:・・・差がだんだん増えるやつやん。
私:そう。そうやって毎回鍵探す練習して。問題にどの鍵が良いか暗号で書いてあるから。
娘:カチャ。
私:何?
娘:鍵の開いた音。ドラマでやってるし。
私:。。。
手のかかる楽天的な娘です。
ま、しばらくは毎週の新しい単元の勉強以外にも時間作って、今までの公開テストの中から少しずつ単元明かさず問題をさせていこうと思います。
時間かかりそうです。。。