偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

中学からの塾選び(中高一貫校)


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中学受験を終え、娘は受験勉強のない自由な時間を満喫しながら過ごしました。

スマホ、ゲーム、漫画、テレビ等々。。。

 

 

で、4月からは研伸館という塾に行かせることにしました。

 

 

英語と数学の2科目。

 

関西では大学受験の塾としてわりとメジャー。

 

鉄緑会は浜学園の延長線上のような気がして、特に絶対に国公立の医学部に行くんだ、というような明確な目標があるわけではないので、気持ちの面で嫌になるんじゃないかと思い、除外しました。

 

駿台河合塾は大学受験の情報、受験生が大量に集まるので、刺激を受ける機会もあるかと思い、良いと思ったのですが、よく考えると、娘は中学受験を経験したとはいえ、まだ小学生6年生で、自分で計画的に効率的な勉強を模索しながら進めるという大学受験に必要な習慣があるわけではないので、予備校の恩恵はまだあまり得られないかなーと思いました。

もちろん、駿台河合塾も大学受験を目指した中学生用のコースがあるのですが、生徒数がそんなに多くないので(あえて少人数制にしているようですが)、予備校よりはもう少し中学生に力を入れた塾の方が良いかも、と思い、ネットをみていると研伸館が評判が良かったので調べることにしました。

 

研伸館は関西に10教室くらいあり、中高一貫校の生徒が数多く通う塾です。

大学合格実績は大手予備校には実数で遠く及びませんが、東大含めた難関国公立は各大学60〜70名程度あり、十分良いのではないかと思います。

鉄緑会は医学部の合格実績も含めて別格すぎですが。。。

鉄緑会はトップ難関中学のガチ層がガチで勉強し続けている感じ。私が大学生の時に同級生からよく聞かされました(もちろん私は中学受験未経験の上、高校時代は体育会系だったので縁もゆかりもありませんでした)。

研伸館は大まかにわけるとクラスは3つ。

ざくっと難易度順に上から、

トップレベルS +

トップレベルS

ハイレベル(一番下でもハイレベルって浜学園みたい)

で、トップレベルS +とトップレベルSは授業進度同じでプラスアルファの深度の違い、ハイレベルは少し進度が遅い感じかな。

例えば数学なら、トップレベルS +とトップレベルSは中1で、ハイレベルでは中2の真ん中で中学学習範囲を終わらせて高校数学を勉強していきます。

なんだかはやいよなーと思いましたが、数学の学習を中高6年間で考えると、中学の内容は1年になることは妥当だなと気づかされました。

この3つに加えて生徒の多い中学別のコースもあります。

灘クラス、甲陽クラス等、それぞれの学校にもあわせて定期テストの対策もするようです。

娘の通う大阪教育大学附属のクラスもありますが、中学自体が公立中学と同じ進度なので、それよりは少し先取りするようですが、中高一貫校のメリットが薄くなりそう。

塾に聞いてみると、大阪教育大学附属の生徒でこのコースを選ぶのは半数くらいだそうです。

 

学校の成績が悪ければお世話になるかも。。。

 

で、娘は

数学→ハイレベル

英語→トップレベルS

にしました。

娘は中学受験時も算数に一番手こずったこともあるのですが、トップレベルの進度は娘の通う中学と乖離が激しすぎることもあり、無難にハイレベルを選択。

 

英語は低学年から外国人の英会話スクールに毎週通っているのこともあり(中学受験中も継続。中学からも継続します。)、得意なのでトップクラスS +で良かったのですが、娘が通う教室にはこのクラスがなく、アクセス抜群じゃない教室にいかなければならないので、トップクラスSにしました。

英語、数学共に娘の中学であれば、ハイレベルは無試験で入塾できるのですが(通う中学によるそうです)、それより上のクラスは試験が必要だったので、英語のみ入塾試験を受け、クラス認定いただきました。

 

また自習室も中学生でもよく利用しているとのことなので、良い環境だと思います。

 

で、ここの塾に「新中1中学準備講座」という5回1セットの講座(入塾すれば実質無料)があり、申し込みました。

4月からのクラスと同じで、英語はトップクラス、数学はハイレベル。

 

講座開始まで時間があったので、数学くらいは事前にちょっと教えてやろうと本屋さんで問題集を買ってきてやってみました。

受験が終わって何もしない期間が割と続いたこともあったので。。。

 

で、「中1数学をひとつひとつわかりやすく。」という多分、難易度的にスタンダードであろうシンプルなものを選びました。

私も浜学園の中学受験テキストに慣れてしまったせいか、随分簡単に思えます(私が公立中学のときはこんな感じのをやっていたんだと思い知らされる)。

最初は「正負の数」で中学受験でも出てこない概念から。

で、娘も戸惑うだろうと思ったのですが、あっさり受け入れてマスター。

文字を使った内容も結局浜学園でやっていた文字の◻︎がxに変わっただけなので、寧ろ中学受験の内容の方が難易度が高く、何も教えることがなくあっさり終了。

土曜日に1日かけてテキストの半分終了。

え?もう半分終わった?って感じであっさり。

中1の数学って方程式が山場だったように思えるのですが、もう山場超えた。。。

 

翌日、定着もさせるために、浜学園のテキストを出してきて、つるかめ算なんかの問題を方程式でやらせました。

娘は、なんで文字使ってやらなあかんねん!と、文句を言いながらやってましたが、なんとなく方程式の方が簡単だということに気がついたようです。

 

で、「中1数学をひとつひとつわかりやすく。」の残り半分をやろうと思ったのですが、関数・グラフをやってしまうと、終了してしまうので(残りの図形や資料の整理みたいなところは、浜学園の時にやった一番簡単な内容なので既にマスターしている)、ちょっと置いておくことにしました。

中1の数学を終わらせることよりも新しい概念の正負の数と方程式を確実に定着させた方が良いと思ったので、私が作った問題をやらせることにしました。割と難しい方程式の文章問題まで。

 

そうこうしているうちに研伸館から宿題(英語はアルファベット、単語、数学は作図)もらったのですが、すぐに終了。

 

娘は、

中学の勉強簡単やん!

と、スラスラできることに気を良くしたのかやる気を出していました。

 

そのやる気、一年前くらいに出しといてよ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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