偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

志望校の選びかた(中学受験)


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志望校選びって難しいですよね。

受験校は直前の成績で決めるしかありませんが、その前段階の志望校って悩みます。成績に左右されまくりますが、それだけで決めることができないものです。

 

我が家は結果として、娘が志望校を最終的に決めたのは受験の最中でした。

 

そもそも我が家で中学受験を決めたのは妻の意向です。

まあ、何事も慎重な妻は、娘の将来においてできることは何でも早くから準備させたいという想いです。

で、新小学4年生から浜学園に通い始め、娘の勉強を様子見して、新5年生になる前くらいから私も娘の勉強に介入しました。

で、その時に四天王寺大阪教育大学附属天王寺が良いんじゃないかなと、いったんそこを目標にして勉強を進めました。

出願時期になっても娘は強い意向がなかったのですが、四天王寺を受けたあたりから、国立が良いと決心し、私立は入学手続きをせずに国立受験に突入しました。

最終的に娘が心から行きたいと思った学校ができて、合格もできたので良かったと思っています。

 

そもそも中学受験をするにあたり、娘が将来大学に行きたいと思った時に間に合わないことがないようにしたい、選択肢を多く持てるようにしたいというのが我が家の主目的だったので、極論を言えば、中高一貫校で、ある程度勉強もできる子が集まる学校であればどこでも良いと思っていました。

 

 

で、我が家では、どういう学校が良いか模索する時に学校を大まかに3つに分けて考えました。

1:大学付属、系列校

2:私立進学校

3:国公立中学

 

まずは「1:大学付属、系列校」は関西では同志社香里関西大学第一のような内部進学できる大学が付いている学校。東京は早慶、MARCHの附属が多くていいなーと思います。

中高6年間と大学生4年間ものびのびと学生生活を満喫できると思うので、娘にあっていると思うので良いと思ったのですが、いつの日か娘が進路を決める際に学部を含めて選択肢が広くないと思ったので、娘にはあまり勧めませんでした。

医学部や薬学部なんか行きたいと言い出したら厄介なので。。。

 

「2:私立進学校」はそのままで、関西女子なら洛南、西大和、高槻、須磨学園神戸女学院四天王寺のような進学校

私立の進学校である以上、学校としては大学進学実績を問われるので、 営利団体としても、良い大学に行かせることが主目的になります(神戸女学院は少し違うかもしれませんが)。

大学受験に有効なカリキュラムを組んで、そこに意識が高い生徒が集まり良い結果を出すものだと思っています。

私の大学時代の同級生の話を聞いていると、上位校になるほど生徒が勝手に勉強するので自由度があり(自主性を求めている)、中堅校になると勉強をさせる的な、ある種の強制力が作用しているように思えます。

自らすすんで勉強しないから強制的にでも勉強して良い大学へ行きたい、と親も子供も願うなら私立中堅校は良いと思うのですが(大阪では大阪桐蔭開明なんかの進学実績はすごい!)、我が家はちょっと違います。

なので、娘の学力も考えると自由度がありそうな四天王寺があうのではと思いました(家から近いし)。

 

「3:国公立中学」は関西では神戸大学附属、大阪教育大学附属のような国立大学附属の中学。国立は附属だからといって、そのまま大学へはすすめません。また、大学受験も学校として主目的にしていないので、カリキュラムも公立の中学、高校と同じ。

良いところは、高校受験勉強をしなくても良いこと(成績が悪ければ附属の高校へは上がれませんが)、自主性に重きを置き、自由度が高いこと。通常の学業に加えて社会問題等を解決するような思考や討論の機会が多いこと(ある意味イマドキ)。

大学受験を意識する人は、学校の勉強とは別物として自主的に中学から塾で勉強する人が多いです。

娘にはあっていると思うので家から一番近い大阪教育大学附属天王寺が良いと思いました。

 

ということで、2、3から四天王寺大阪教育大学附属天王寺を目標と設定していました。

ただ、この2校は受験日が重なるので、四天王寺を選択し、後半の日程で天王寺ではない大阪教育大学附属を受験しました(大阪教育大学附属は天王寺、池田、平野の3校あります)。

 

また、大学受験を考慮するなら、受験勉強ってシンプルに考えると、「何をどれだけ勉強するか」だと思います。で、そこに効率やモチベーションなんかが入ります。

なので中学や高校が、そこにいる先生が生徒を良い大学に行かせるのではなく、自分で身につけた最終的な学力によっていける大学が決まります。

親として中学、高校に求めるものがあるとすれば「環境」です。

娘が刺激・影響を受けるであろう集まった生徒の個性・意識の高さとカリキュラムです。

まあ、学生である以上勉強はしなければいけない前提として、あとは成長過程の中で、何のために、何がしたい等自分で思考することが大切で、そんな模索をする友人が多数存在し、様々な個性をもって刺激・影響を与えあうという環境が良いと思っています。

上位の私立進学校にはその環境があると思います。

国立は大学受験を考えるとカリキュラムは中高一貫校の塾で補えば私の望む環境は満たします。

 

我が家はそん考えで学校を選びましたが、学校選びは人それぞれ、家庭によって考えも違うので千差万別です。

正解なんてないと思います。

親として、子として、家庭としてネットの情報や人の意見を鵜呑みにして思考停止することなく自問自答し、納得のいく答えが出るまで真剣に悩むことが重要だと思います。

ま、子供の成績に悩まされることの方が圧倒的に多いと思いますが。。。

 

 

 

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