星と星座のポイント(小5理科)
今回、理科の単元は星と星座。
ポイントは、
季節、方位ごとの主だった星座とその星座にある1等星の名前と色を覚える
と、娘が得意げに私に教えました。
4年生の時も星の単元は得意だったみたいで、私の出る幕はありません。
娘が勉強で得意げなのは意外でした。
私が教えるための読み込みをする前にこんなやりとりがあったので放置したところ、自力で全てできていました。小4で覚えたことは忘れていないみたい。
テキストを見ると星の単元は3週続き、小6でもでてくるので重要な単元だろうと思います。
私がふと疑問に思った、「全天の図は東西が逆」な理由を聞いてみると、
それは逆やねん
と、そういうものだと認識して問題を解いていました。
これはちゃんと本質を理解しないとまずいと思いましたが、私自身も恥ずかしながら即答できず考え込んでしまいました。
例えば、太陽や月の問題で「南の空をみて右側は西」は、上を北(下を南)だと思ってしまうと逆のように思えますが、南は3次元で考えて紙の奥で、北は自分自身の手前か後ろと考えると明確になります。
で、これとは違う。
方位磁針を紙に書いて試行錯誤して考えてやっとわかりました。
全天の図は空全体なので、方位は地上から空を見上げた時の方位になっているのです。なので、図を上からみると東西逆ですが、それを顔の前に持って真上を見上げると書かれた方位になります。
太陽や月の時と違って、空を見るとき斜め上ではなく、真上を見なきゃいけないんです。
なので例えば南を向いて真上をみると、顎の方が南、頭のてっぺんの方が北、右手が西、左手が東になります。この目線で全天の星座が書かれた図が理科の問題になり、東西南北を答えることになります。
私自身はスッキリ。。。
で、娘とリビングで北を頭、足を南に仰向けに寝転がったり、起きたりして方角と全天の図をあーだ、こーだと確認すると、
ふーん。そーなんやー。
と、娘も納得。やはりちゃんと理解はしてなかったようです。
確かにこの単元でテストを攻略するには娘の言う通り、
季節ごと、方位ごとの主だった星座とその星座にある1等星の名前と色を覚える
だとは思いますが、単元として、理解して汎用性を持たせるためのポイントは、
全天星図の東西が逆な理由を明確に理解する
だと思います。星の単元に限らず、理科は何かと方角を答える問題が頻繁にでてきます。この方角に関する感覚を確実に身につけないと後々も困ることが多いのではないかなと思います。
今回危うく見過すところでした。。。
あとは、今週、自信過剰ぎみの娘が1ヶ月以上ぶりの浜学園教室での復習テストでちゃんと点数をとってくるかは楽しみです。