偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

社会の勉強を始めて


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新5年生(4年生の2月)になって初めての公開テスト結果は、偏差値40。

点数は30点くらい。

偏差値はおいといて、30点というのはほぼできていないような点数です。ここは相対評価ではなく、絶対評価

問題と回答をみると、なんとなく基礎的な内容にみえるのですが、娘に聞いてみると全然わからんとのこと。

 えー、学校の授業わからんの?

 わかるわ💢。

うーん、学校と中学受験の勉強は違うことは少なからず理解しているのですが、このギャップは見過ごせない。

そんななか、何気なく娘の小学校の教科書をみるとびっくり。社会のほとんどが大阪のことだったのです。。。

私の住んでいるのは大阪市内で、他の地域のことはわかりませんが、ひたすら大阪のことばかりなのです。

どこどこの堤防はどういう経緯でどうなった、大阪の産業はこんなのだ、市と区はこうだなどなど。社会科見学も地域の商店街や大阪特有の名所。大阪の市と区の名前と場所を書くテストなんかも。

なるほど、自分の住んでいるところを学ぶことは素晴らしいことだと感心させられました。

が、目線を変えると、ここまでのリージョン限定は過去問をみても、中学受験には関連しない。この時の浜学園公開テストに至っては当然ではありますが、もっと全国的な地理。

学校の学習内容とは全くの別物でした。

そりゃそうなるわ。

平均点と偏差値から察するに我が家と同じような子供が多かったんじゃないかな。3年生から社会を受けていた子はしっかりできていると思います。

 

娘も出来の悪さを全く気にしていないので(良いのか悪いのか。。。)、メンタルケアもせず放置。

 

で、3月公開テスト結果は偏差値45くらい、点数は50点くらい。復習テストも平均点くらいなのでまあいいかと思ったのですが、受験時期から逆算した浜学園のカリキュラムとすぐ覚えるけどすぐ忘れる子供の特性(特に娘はそう)から鑑みて、この時点から放置せず、対策をたてて取り組むことにしました。

 

まず、平日私が帰宅してから夜な夜なその週に習った単元のまとめを読み込み、全問解きます。私自身がテストを受けるのでないので時短で回答見ながら解き、全容を把握します。(私は大変です。。。)

浜学園の講義後の土曜日に娘と一緒に把握するべきことをA4用紙にまとめます。テキストの単元冒頭にあるまとめをさらに問題に出たところの集約です。次にそのA4用紙を見ながら発展問題まで解きます。社会ノートには小4の復習があるのでそれも解きます。

日曜日にはテスト形式で別紙に解きます(小4復習も)。

次の社会講義前日にもう一度解きます。結果、復習テストまでに3回問題を解くことになります。

3月は塾に休講につき、復習テストは自宅実施で、相対評価はできませんが、概ね90点前後の推移。

まあ良しとします。

で、社会テキストも最初から1、2週に1単元テスト形式でやり直し、周回します。

あと、私も社会内容を把握したので、日常に組み込みます。例えば、週末家族でスーパー行った時、かごにピーマンが入っていれば、

 

 そのピーマン、産地どこ?

 えーと宮崎って書いてる。

 じゃ、宮崎の生産量は全国何位?

 

とか、牛乳コーナーでは、

 北海道の牛乳ある?

 ない。

 そこのバターとチーズの生産地どこ?

 全部北海道。

 なんでやと思う?

 北海道遠いから賞味期限考えて

    日持ちするバターのほうがいいから。

 

お肉コーナーでは、

 この鶏肉どこの?

 宮崎。

 生産量は全国何位?

 えー忘れたけど1位か2位。

 まあええわ。

 宮崎、鹿児島は畜産業盛んやけど、

    なんて台地にある?

 シラス台地。

 なんでラベルに産地書いてんの?

 偽装問題あって、安心できるように。

 これ何ていうの?

 トレーサビリティ。

 

親子ともに涙ぐましい努力です。書くのもちょいと恥ずかしいくらいです。

そう、娘のためなら何でもします。

 

まだ相対的な結果は不明ですが、まずはこのスタイルを継続しようと思います。