偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

4年生の時(算数)

新4年生から(3年生の2月から)浜学園の土曜マスターコース(週1回土曜日だけのコース)に通い始めました。Hクラスからのスタート。

どうしようか色々考えましたが、まずは1クール(3ヶ月)放置することにしました。

もちろんわからないところ教えて欲しいと言われた時はわかるまで付き合う程度のことはしましたが、自分のペースで塾と中学受験というやつに慣れるまでは何も言わない方が良いかなと直感的に判断しました。

何もしなくても何でもできたり、勝手に良い成績だったりする子も稀にはいるので、娘もそうであってくれたらなあと淡い期待もありました。

が、それは妄想でした。。。

 

算数の復習テストは3ヶ月で10回ありましたが、平均点を超えたのは1回だけで、悪い時は30点くらいの時もありました。公開テストはだいたい偏差値40前後。。。

 

塾に行って、宿題をHクラスの範囲で1回だけする。公開テスト対策は全くしない。

ま、こんなものですな。天才児ではなく普通の子でした。。。

いや現時点での成績は普通以下です。残念ながら。。。

妻はいつもイライラしていました。

幸いなことに娘は思ったよりタフで、勉強は好きではないが、塾の内容とボリューム、悪い成績に良い意味でも悪い意味でも抵抗が無かったので塾と中学受験は続けることができるなと思えたことは何よりの収穫でした。

ここから私は介入し始めました。

全般的な方針としては、

1、塾の勉強が嫌いにならないようにする

2、目先の成績より、ちゃんと思考する、ちゃんと理解することを優先する

3、5年生までは成績が悪いこと、計算ミスなどのイージーミスにとやかく言わない

とし、親子で同意。

中学受験に挑む親としては甘すぎるかもしれませんが、中学受験が人生のゴールではないので、まずはこれくらいで良いと思っています。

 

で、算数でやったことは、

毎週日曜日、Sクラスの宿題範囲を一通り、私と一緒に考えて解く(一緒に宿題する)。

基本的にはこれだけです。

これは復習テストで良い点を取れなくても、まずは習ったことをその週のうちにちゃんと考えて理解できれば良しとしました。妻は計算ミスが多いことを不満に思っていましたが、それは一切不問にしました。

6年生でそれはまずいけど、計算ミスに固執するようになると、加点方的な考え方では無く、減点法的に学問をとらえ、算数本来の論理的思考が損なわれる恐れがあると思っているからです。また、細かいことにとらわれると本質を捉えないちっちゃな人間になってしまうかもしれないと思ってもいます。これは算数に限らず、将来的に本当に必要なことをここで潰してしまうことになるのではないかとも思います。

 

また、浜学園のテキスト、カリキュラムから計算は必然的に習得できるようになっており、5年生になる頃には計算ミスは気にならなくなると思ったからです。

 

4年生の後半、勉強が軌道に乗り、復習テストは平均点を下回ることなく、たまにベストに入れば良し、公開テストは5年生からある程度見通しがつけば良しとしました。

 

結果、5月から7月のタームでだいたい平均点、ベスト入りは1回。

8月から10月、11月から1月ともにベスト入り7回。

公開テストは年間通して40前後。クラスは不動のHクラス。

 

私としては十分な結果だと思っています。

特に終盤の和差算あたりからは思考力を要する難易度が高い単元が割とあったにも関わらず難なくベスト1を継続していたのでまあ良しとします。

 

妻は公開テストが一向に上がらないことに不安を感じていますが、これは5年生から意識的に取り組み、結果を出していこうとしています。

ピアノ、英会話教室に通い、友達と遊び、学校を満喫し、そのうえで中学受験勉強をする。

その環境下において、まずは無理なく算数の下地はできたかと思っています。