酸素とその性質(小5理科)
今回の理科は「酸素とその性質」の単元。
化学の分野が始まり私としては理科らしくなってきたなーと勝手に感じています。
酸素の性質や酸素を発生させる実験と実験器具なんかは確実に覚えなければいけませんが、ここでの重要なポイントは反応式を書いて計算問題ができるようになることだと思います。
例えば、
過酸化水素17gから8gの酸素が発生すると、水は何g?
過酸化水素水34gから発生する酸素は何g?
みたいな問題は、わかっていても、ちゃんと反応式を書いて解くようにさせました。
過酸化水素 → 酸素 + 水
17g 8g 9g
↓×2 ↓×2 ↓×2
34g 16g 18g
基本的にはこの簡単な考え方だけでほとんどの問題は解けるのですが、問題文を実験の流れなんかで複雑にすれば難しく感じるかもしれません。
娘と一緒に問題をやっていて混乱するポイントは発見できました。
酸素を発生させるのは過酸化水素ですが、「過酸化水素水○g」と「過酸化水素○g」が混在して問題に出てくるということです。
過酸化水素水は過酸化水素を水に溶かしたもので、問題を解くときは必ず分けて考えなければいけません。
今後濃度の問題なんかも出てくると思うので基本的なこととしてちゃんと把握しないといけないと思います。
で、ちゃんと理解して問題をこなせば難しくはないと思うのですが、一通り問題をしたところ、娘はあやふや。
ま、間をあけて2〜3回同じ問題をやって身につけるしかないかなと思います。
浜学園Hクラスの復習テストは基本だけで90以上はとれると思いますが、先のことを考えると濃度にも関わる過酸化水素水と溶けている過酸化水素をわけて考える問題をしっかりマスターさせようと思います。