浮力・密度と比重(小5理科)
今回の理科は「浮力・密度と比重」の単元。
ここでのポイントは「浮力」を理科としての考え方を把握して問題に取り組むことです。
娘もなんとなく「浮力」って軽いものは水に浮くってくらいに認識していましたが、まずはそれを理科としての考え方をインプットしました。
物体が水に入った場合。
その物体の重さに関係なく、体積の分だけ浮力を受ける。
その浮力の大きさは物体の体積分の水の重さ分。体積が100㎤なら100g分。
水より軽ければ(密度が小さければ)浮き上がり、水面に物体の一部がでて浮いた状態になる。これは理科的に言えば、この物体の水に入っている部分の体積分の浮力と、物体全体の重さがつりあっている状態。
例えば水に氷が浮いていて水につかっている体積が10㎤だったとすれば、この氷は10gの浮力を受けて、氷の重さとつりあっているので、氷の重さは10g。
水に入った物体が浮くことなく沈むのであれば、物体が受ける浮力より物体の重さの方が思いということ。すなわち水の密度より大きいから沈む。
娘には基本的にはこの考え方を教えたくらいです。
問題を解くときは、重さ、浮力等を矢印で方向を意識して書き込んで考えるというやり方は念のため教えました。
で、この考えを使って問題を解くコツもあるので、最初は一緒に問題をいくつか解いてみると、娘にも簡単だったようです。
この単元、物理の単元はだいたいそうかもしれませんが、問題自体はそんなに難しくはないけど、最初に物理的な考え方を正確に捉えることが難しいかもしれません。