肺と心臓(小5理科)
今回の理科は「肺と心臓」の単元。
物理分野が終わって一息つけました。
呼吸は肺ではなく横隔膜と肋間筋の運動、心臓は自力で動くということ。心臓はポンプの役目で血液を全身に送り、途中、肺に寄って空気から取り入れた酸素をもらい、二酸化炭素を渡す。
基本的にはこの流れを娘に認識させました。
すると、肺胞の役割、胸腔の動き、心臓の働きなんかをひとつひとつ暗記せずに、意味・役割を理解した上で覚えれるかと思っています。
また、記憶を手繰って思い出した心臓の血管の覚え方を娘に教えました。
私が中学生の時に考えたものですが、以下です。
・向かっての左右ではなく、自分の心臓をイメージしての左右
・上が「房」、下が「室」
●血管の名前(大静脈・肺動脈・肺静脈・大動脈)
①心臓の図に「弁」をみて血液の流れを矢印で書く
②「肺」を書き込む(肺で酸素をもらって戻ってくる)
③「肺」に繋がっていない血管は「全身へ」と書き込む
で、血管をXY脈として
・Xはどこに繋がっているかを見て、
「肺」→肺◯脈
「全身」→大◯脈
・Yは心臓から「出て行く」か「戻ってくる」を見て、
「出て行く」→◯動脈
「戻ってくる」→◯静脈
この覚え方だと、酸素の多い少ない、二酸化炭素の多い少ないのはどの血管かわかります。
例えば、大動脈は、
大動脈→「大」:全身に
「動」:心臓から出て行く
↓
・全身に繋がっていて、心臓から出て行く血管
・心臓から出て行くので酸素を全身に運ぶから、酸素が多く二酸化炭素が少ない
と、漢字だけでも回答できます。
きっとこの理屈で命名されたんじゃないかと思います。
ま、娘が今回一番興味を持ったのは、
「横隔膜は焼肉ではハラミ」
「しゃっくりは横隔膜の痙攣」
という小ネタでした。。。