休講中の学校の課題（小５国語）
小学校の休講に伴う自宅学習の課題、娘はちゃんとやっているかなーとチェックしました。
真面目にやってる。。。
分量的には塾１週分の宿題と同じくらいかな。
パラパラと内容をみてると未着手の良い課題をみつけたので娘とやってみました。
「事実と考えを区別しよう」というお題で、
・日本に来た外国人旅行者数の推移
・日本に来た外国人旅行者数の内訳
のグラフを見て、事実と自分の考えをまとめるというものです。
良い課題です。
絶対的な答えはないのですが、客観的事実をもとに、数値分析をして推測をする思考を伴う課題です。
大人になっても必要なことです。
例えば、事実としては、
・２０１１年から外国人旅行者は増え続けている
・２０１０年から２０１１年にかけては減っている
・中国、韓国、台湾、香港で全体の３分の２を占めている
で、なぜそうなっているか、自分の考えをまとめます。
ここはちゃんと思考させるために、私が逆に質問をしていきます。
外国人旅行者は何しに日本に来てると思う？
え、わからん。
じゃあ、家の近くも多いけど外国人何してる？
買い物してる。ドラックストア多いな。
じゃあ、なんでわざわざ日本に来てまで買い物するの？
安いから。
日本のものは安くはない。じゃあ何で？
そう、この「なんで」の繰り返しをします。何十回かこのやりとりを繰り返して最終的に娘の考えは、
・日本の電気製品や日用品は性能が良いから、まとめ買いに来ているのではないか。
・日本文化に興味を持つ人が増えて来たのかもしれない。
・２０１１年に外国人旅行者が減ったのは震災のせいじゃないかと思う。
・今年はコロナのせいで減ると思う。
・アジアからの旅行者が多いのは近くて飛行機代が安いからじゃないか。
・中国人が多いのは生活が豊かになったからだと思う。
とまとめました。
決して難しくはありませんが、思考力を必要とする、自分の考えをまとめるとても良い課題だと思いました。
これは社会ではなく、国語の教科書の問題で、今回の課題になっていました。
小学校の国語もなかなか素晴らしい。。。
常に物事を深く思考する習慣をつけて欲しいものです。
