成績が悪い原因(小5算数)
算数の数列を無事に履修し、今回は公約数、公倍数。
みたところ4年生の時にやったこととほぼ同じです。
簡単。
と思っていたのですが、娘はスタック。。。
困っている問題をみると、やはり4年生にやったこのある簡単な問題です。
問題
縦96cm、横120cmの長方形の紙から残りがないように、できるだけ大きい同じ正方形を切り取るとき、正方形の1辺の長さと、枚数はいくらか
どうやるんやったっけ? 忘れた
そう、この「どうやるんやったっけ?」が曲者で、やり方を思い出そうとしているのです。裏返せば算数の勉強において、やり方を覚えようとしているのです。
受験勉強としては、パターンを覚えて回答することは決して間違いではないと思うのですが、この程度の問題は普通に考えて解いてほしいものです。
図でも書いてちょっと考えれば、
・縦96cmから切り取る、横120cmから切り取る
・正方形を切り取るので縦も横も同じ
・残りがないようにだから割り切れる
↓
・正方形の1辺は96と120の公約数
・できる限り大きい正方形なので最大公約数
↓
・正方形の1辺は96と120の最大公約数を求めれば良い
・枚数は縦に何枚、横に何枚かわかれば良い
そう、ちょっと考えれば簡単なのに、娘の思考は、
パターンを思い出すことに一生懸命
なのです。勉強中もあまり考えずに覚えようとしているのではないか。
公開テストなんかでもパッと見 、みたことのないような問題は諦める。ちゃんと問題を読み解ければできるのに。。。
そう、問題文を読む力が不足している。
これが成績が悪い原因かと思われます。
対処します。これからも。
じゃ、パターンとして教えるよりも、
やり方を忘れた時は、こうやって図を書いて・・・
と問題文を読み解くことを一緒にやります。
いつになったら成績が上がることやら。。。
意識改革は地道で気の遠くなる作業ですが、思考力が身につくことを主目的にしているのでめげずに頑張ります。
急がば回れです。。。
後記
復習テスト(自宅実施)では満点。
次の単元で類似問題があったので、念のためこの問題をさせてみると簡単に解いて、
こんなんできへんひといるのー?
と、自分のことを棚にあげて悪態をついていました。。。