偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

中学受験の目的



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娘が大学へいこうと本気で思った時にいけるようにしたい。

選択肢を多く持たせたい。

 

これが、中学受験の主目的の一つであり、中学受験がもたらすリターンの一つでもあると思っています。

私は中学受験に反対ではありましたが、妻と娘の意向もあり、どうせやるなら意義のあるものにしようと、中学受験を通じて、人として重要な「考える力」、「知恵と工夫を持って何事にも取り組む習慣」を培うことを主目的にしています。

また、高校卒業までになんらかの専門分野への進路でない限りは、親としては大学には行って欲しいのですが、その時に学力的に間に合わないということはできる限り避けたいものです。高校3年生時点で学力があればあるほど選択肢は広がります。その準備を今やっていると思えば、私自身も尽力することは悪くはない、いや、むしろ願ったり叶ったりだとも思えます。

中学受験をせず、公立に進学したとしても、ある程度の環境のうえで、本人の努力も伴えばそれなりの大学へはいけます。東大、京大も狙えます。

例えば、私の娘のような天才児でもない普通の子も、公立高校でも頑張ればどうにかなると思っています。

ただ、「それより上」となったとき、話は別です。

 

難関国公立大学の医学部を目指す場合です。

 

例えば、今年の京都大学合格者の出身高校をみると、北野高校(大阪の公立)がトップで100名、次いで天王寺高校(大阪の公立)76名等、他公立高校が大健闘しています。

大阪大学も茨木高校(大阪の公立)69名、 北野高校(大阪の公立)53名等、公立高校出身者(多くは大阪府兵庫県奈良県)が数多く合格しています。

 

 

ここで、医学部に限定すると京都大学合格者は灘24名、東大寺11名、甲陽学院9名、洛南8名、西大和5名、四天王寺3名、ラサール3名、北野3名・・・。

2名以下の高校も含めて、公立高校で医学部合格者は14名。

およそ9割が難関私立高校出身者なのです。

 

東京大学大阪大学はもっとこの傾向が強い。

神戸大学大阪市立大学九州大学で多少、名古屋大学北海道大学東北大学で、もう少し公立高校が出てきます。

この辺りの難関国公立大学医学部合格者は、大多数が難関私立中学出身者なのです。

 

公立高校に進学して高校生から高校の学習範囲を履修(あたりまえですが)、受験勉強では難関国公立大学医学部合格水準到達には間に合わないのではないかと思います。

絶対ではありませんが、結果からも難関国公立大学医学部を目指すなら難関私立中学でないと難しいと思います。

 

私の娘においては、このあたりを目指すとは現時点で全く想像できませんが、医学部でなくとも難関国公立にいくなら早くから深い学習に着手していることはアドバンテージとなります。

 

いずれにせよ、

 

中学受験により大学受験時の選択肢を広げる

 

我が家においてはそうですが、多くの方も、つまりのところこれが最大の目的じゃないのかなと思います。。。

 

 

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