売買損益の問題(小5算数)
今回の算数は割合の最終で売買損益・商売の単元。
娘はちゃんと理解するのに時間がかかりました。
原価・仕入れ、定価、利益を理解して、値引きによる定価と実際の売値を認識する、大人にとってはごく常識的なことですが、初めて考えることであれば概念として難しいのかもしれません。
言葉の意味がわかっても問題になるとスタックするので慣れが必要でした。
まずは私と一緒に一通り、基本に忠実に線分図を書いて問題を解きながら慣れさせました。2回目は自力でトライさせましたが、基礎的ではあるもののちょっと複雑な問題は混乱。
例えば、
問題:ある商品を定価の1割引きで売ると100円の利益があり、250円引きで売ると50円の損になる。定価、原価はいくら?
のような問題。定価、原価、利益に加えて「損」が登場するのでそれぞれの因果関係をきちんと把握しなければいけません。また、2通りの値引きなので2つ線分図を書いて
考えなければいけません。
娘が理解するのにあれこれ試しましたが、ハマったのは、「問題文中の”ある商品”を具体的なものに置き換えて目の前に置いて考える」でした。
目の前に鬼滅の刃のキーホルダーを置いて、定価や原価、利益をブツブツ言いながら線分図を書くようになりました。問題を解くには全く関係ありませんが、具体的なものがあった方がイメージしやすいみたいです。
今回は夏期講習が始まって通常授業が1週休みで、いつもより復習テストまで時間があるので、Sクラスの宿題範囲までを4回解きました。
いまのところ完璧にできるようになりましたが、しばらくすると忘れると思うので、夏期講習後も復習させようと思います。