酸化の化学式(小5理科)
今回の理科は「ものの燃焼」の単元でした。
ポイントはものが燃えることを理科的に捉えることにつきます。
理科として、燃焼の3条件である、
①燃えるのもがあること
②発火点以上の温度になること
③新しい空気(酸素)があること
を覚えて、起こっている現象に当てはめる訓練は必要かもしれません。
例えば、
焚き火に水をかけると火が消えるのは→②
アルコールランプの火をふたをかぶせて消す→③
のように問題をこなしました。
また、「燃焼」とは、「ものが熱や光を出しながら酸素と激しく結びつくこと」と理科特有の表現です。
で、それを理解したうえで言葉の化学式を覚えなければいけません。
例えば、
水素を燃やすと、
水素 + 酸素 = 水(水蒸気)
アルコールを燃やすと、
アルコール + 酸素 = 水 + 二酸化炭素
と覚えます。で、ここ数週間継続している、化学式からの計算問題ももれなくついてきます。
反復は大切ですね。
で、浜学園では「言葉の化学式」としていますが、ここまでくればもう普通の化学式を教えても良いんじゃないかと思います。
というのも、例えば、
水素 + 酸素 = 水(水蒸気)
という言葉の化学式も
2H2 + O2 = 2H2O
と普通の化学式の方が、記号的にも何ができるか想像しやすく、覚えやすいとも思います。ただ、直感的に娘が拒否反応するとこの先まずいので、それとなく化学式の合理性を理解させるようにしました。
例えば、
炭素を燃やすと何ができる?
燃やすということは炭素が酸素と結びつく。で、炭素は化学式でC、酸素はO2。
この2つをくっつけるとCO2。これは酸素が2つくっいた炭素だから二酸化炭素。
記号を紙に書きながらお話として聞かせました。
覚えなきゃいけない化学式も5つくらいだったので問題なく理解して覚えました。
今後も化学の単元で物質がでてきたら、それとなく化学式を説明の時、記号みたいに書いて擦り込んでいくつもりです。
で、本を読んでたら習っていない漢字も知らないうちに覚えるように、化学式もいつの間にか理解して知っているようにしてやろうと思います。