偏差値45からの中学受験

4年生から浜学園に入塾。中学受験を意義あるものにするべく親子で奮闘。

「割合」の基本(小5算数)


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今回から5週続く「割合」の単元が始まりました。初回なのでまずは基本。

この単元をつまづくと厄介なことになりそうです。娘にはどうやって教えたら混乱せずにちゃんと理解できるか模索。

ネットを見ていると「く」「も」「わ」が多いようです。

「く」・・・くらべられる量

                      「く」=「も」×「わ」

「も」・・・もとにする量

                      「も」=「く」÷「わ」

「わ」・・・わりあい

                      「わ」=「く」÷「も」

 

これを円の図に書いたものを覚えて、問題に当てはめて解いていくのですが、これは本来一番大切な「思考すること」を放棄するようで、なんだかこれでいいのかなーと思っちゃいます。浜学園の授業で解説もしたようで娘のノートにも書いてありました。

どうしようか迷いましたが、まず娘には正攻法で取り組むことにしました。

「く」「も」「わ」方式は正攻法でできなかった時の奥の手にしようと思います。

 

なので、基本に忠実に、

「問題文を国語の問題だと思ってよく読む」

「割合はもとの量の何倍かを考える」

と、おおまかにこの2つだけ。

付け足しで、わかりやすくするために問題文に割合が出てきたらは分数でも「倍」と書いて考えさせました。

例えば、

(問題)350gの4/7は□gです。

    →350gの4/7は□gです。 

(問題)80gの50gに対する割合

    →80gの50gに対する割合(何倍?)

と、割合があれば「倍」「何倍?」を入れて「もとの量」を浮き彫りにさせます。

あとは習うより慣れろで娘には問題数をこなさせました。

 

割合の文章題は今までと同様に図を書いて考えさせます。

 

(問題)1本のテープを兄と弟の2人で分けます。兄は全体の7/12をもらい、残りは弟。兄と弟の取り分の差は3mです。兄の取り分は何mですか?

 

この辺は娘には簡単なようでぶつぶつ言いながら線分図を書いてちゃんと解いていました。

 

兄は全体を12個に分けた7個分やから全体を⑫、兄を⑦。弟は⑤。差は⑦-⑤=②。②が3mやから①は・・・

 

 

ま、文章題はがっつり勉強したので自分のモノになっているようです。

娘は「基本に忠実なところ」だけは真面目なので何よりです。

 

いまのところは「く」「も」「わ」の出番はなくてホッとしています。

 

 

 

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