血液とその循環・排出系(小5理科)
今回の理科は「血液とその循環・排出系」 の単元。
血液の成分、腎臓の働き、汗腺のつくりと以前までの肺、心臓に加えて肝臓、小腸、腎臓を含む全身の血液循環。
血管の覚え方も同じです。肝臓にいく血管は行き先の「肝」を頭にして肝動脈、逆は肝静脈。腎臓も同様。
肝門脈だけは特殊で個別に覚えなければいけません。
それぞれの血管に酸素または二酸化炭素が多く含まれるかも問われる問題がよく出てきますが、前の単元から娘に血管の名前を覚えるために血液の流れ・方向を常に意識させたことで、簡単にできています。
血液の流れる方向、ついては肺から出てくる酸素を多く含んだ血液、肺に戻る二酸化炭素を多く含んだ血液を把握するのはポイントなのかもしれません。
立体図形の発展(小5算数)
今回の算数は「立体図形の発展」の単元。
先週までと同じような内容ですが、バリエーションが増えたので、今まで通り図を書いて考え、慣れる必要があります。
今回慣れなければいけないパターンは、
①すい体の先端を切り取ったプリンの体積・表面積
②回転体
③立方体の切り口を書く問題
です。
①、②はいままでの単元の応用的な問題なので、娘も簡単にできましたが、③はパズルみたいな問題でコツが必要です。
私も初見で感覚的にやってしまいましたが、浜学園のポイントにある考え方をみると正確にできます。
ポイントは、
・同じ面の2点は直線で結ぶ
・平行な面にできる切り口の辺は平行
です。
実際に問題をやると、なるほどなーと思えます。
これだけ図形の単元が続くと、さすがの娘でもできるようになり、計算も早くなりました。
慣れって本当に大事だと思いました。
明治時代3週目(小5社会)
今回の社会は明治時代3週目。
覚えなければいけないのは、
岩倉使節団、岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊東博文、津田梅子、樺太・千島交換条約、小笠原諸島、琉球藩、北海道開拓使、屯田兵、尖閣諸島、竹島、欧化政策、井上馨、鹿鳴館、ノルマントン号、大隈重信、大津事件、陸奥宗光、領事裁判権の撤廃、小村寿太郎、関税自主権の完全回復、産業革命、大阪貿易会社、渋沢栄一、八幡製鐵所、富岡製糸場、財閥、労働組合、労働争議、足尾銅山鉱毒、田中正造、社会主義運動、幸徳秋水、大逆事件等々。
この単元では、幕末に江戸幕府が結んだ不平等条約の改正までの一連の流れがポイントです。
岩倉使節団にて交渉は失敗だったが、国力充実の必要性を首脳陣が痛感したこと、井上馨の失敗、ノルマントン事件で条約改正の世論が高まったこと、ロシアの東アジア進出をおそれたイギリスが条約改正に応じて、外務大臣の陸奥宗光が領事裁判権を撤廃。
のちに小村寿太郎が関税自主権の完全回復させたことにより不平等条約の改正が達成。
娘は渋沢栄一、津田梅子が次のお札になることに一番興味を示していました。。。
消化と吸収(小5理科)
今回の理科は「消化と吸収」の単元。
今回は、内臓と栄養素を割と多く覚えなければいけないのですが、覚えやすく、忘れにくくするために娘用に整理整頓し、簡単に食べものの消化を順を追って覚えさせました。
「口」で食べて、唾液。「食道」を通って「胃」に入る。ここでは胃液。続いて「十二指腸」でたん汁とすい液。すい液はすい臓でつくられ、たん汁は肝臓でつくられてたんのうに蓄えられたもの。で、小腸は内壁の消化こう素で最終的な消化と栄養分を吸収。大腸は水分を吸収し、細菌の助けで便をつくる。
また、「でんぷん・タンパク質・脂肪の分解」、「小腸のつくり」、「唾液の実験」、「吸収の実験」も結びつけて理解させて覚えさせました。
物理の分野ほどでもありませんが、整理して覚えさせるために結構時間を割くことになりました。
立体図形の求積2週目(小5算数)
今回の算数単元は先週に引き続き「立体図形の求積」2週目。
今週は円すい、三角すい等のすい体が中心。
すい体の体積の公式、すい体の側面積の公式は理由を説明してから覚えさせました。
これは覚えなければどうしようもないのですが、公式の証明は数学的思考において重要なのであえて娘には説明しています。
で、この単元のポイントは、
すい体の展開図を書いて考える
に尽きます。
パターンとしては大まかに3つ。
①円すいの展開図を書いて、「底面の円周=側面の扇型の弧」から、「中心角」か「円の半径」を求める。
②円すいを地面に倒して転がすと1周して元に戻るまで何回転するかを求める。
③円すいにひもを巻きつけて最短の長さを求める。
このパターンを展開図を書いて問題こなしたので娘にも簡単だったようです。
明治時代2週目(小5社会)
今回の社会は明治時代2週目。
覚えなければいけないのは、
明治6年の政変、西郷隆盛、板垣退助、征韓論、岩倉具視、大久保利通、徴兵令、廃刀令、西南戦争、藩閥政治、民撰議院設立の建白書、自由民権運動、立志社、演説会、植木枝盛、中江兆民、国会期成同盟、国会開設の請願書、北海道開拓使官有物払下げ事件、国会開設の勅諭、自由党、立憲改進党、福島事件、秩父事件、伊東博文、内閣制度、内閣総理大臣、大日本帝国憲法、枢密院、欽定憲法、天皇主権、帝国議会、二院制、衆議院、貴族院、選挙権、教育勅語等々。
流れとして把握しないといけないのは、
徴兵令、廃刀令等によって士族の不満のつのる中、西南戦争が起こる。藩閥政治に批判が強まり、自由民権運動、民撰議院設立の建白書、国会期成同盟による国会開設の請願書等攻防が続いたが、北海道開拓使官有物払下げ事件がきっかけで国会開設することになったこと。
いろいろあったのですね。
娘は北海道開拓使官有物払下げ事件って森友学園と同じやん!とつっこんでました。。。
立体図形の求積(小5算数)
今回の算数は「立体図形の求積」の単元。
ま、表面積と体積です。
立体図形の体積って、なんとなく立方体の「縦×横×高さ」の印象ですが、 娘には敢えて「底面積×高さ」に意識を変えるようにしました。円柱やそれが複雑に組み合わさった図形にも対応しやすいようにです。
なので、底面積を出せる面を探すというのがポイントにしています。
あと、表面積を求める問題に対応するために、面倒ですが展開図を書くことをさせました。
立方体でできたピラミッドのような図形の体積、表面積を求める特殊な問題は、立体の認識力が問われます。
体積は立方体の個数を把握する練習、表面積は前後・左右・上下の6方向から見た図形の形を書いて面積を求める練習をしました。
ホントに慣れるしかないと思います。
娘は、体積であるがゆえに計算が面倒なので最高に嫌がっていました。。。
明治時代(小5社会)
今回の社会は明治時代の単元。
中学受験の社会はホントに駆け足です。
この単元で覚えなければいけないのは、
戊辰戦争、鳥羽・伏見の戦い、五稜郭の戦い、勝海舟、西郷隆盛、江戸城無血開城、明治維新、五箇条の御誓文、木戸孝允、五榜の掲示、版籍奉還、廃藩置県、藩閥政治、皇族、華族、士族、平民、四民平等、解放令、富国強兵、三大改革、学制、徴兵令、地租改正、地券、殖産興業、大久保利通、官営模範工場、富岡製糸場、電信、郵便制度、前島密、鉄道、銀行制度、屯田兵、文明開化、太陽暦、活版印刷、新聞、雑誌、福沢諭吉・学問のすすめ・慶應義塾、大隈重信・東京専門学校、新島襄・同志社英学校、モース、ナウマン、クラーク、フェノロサ等々。
娘にはまず先週までの流れを話しました。鎖国から始まり、尊王攘夷、倒幕してまで明治政府にしたか、そう、外国の脅威から日本を守るためというのが主な要因。このバックボーンが頭の片隅にあれば、今回出てくる施策、出来事を関連づけて理解し、記憶しやすくなると思っています。
先週から新旧紙幣を出してきて、歴史上の人物について話をしましたが、娘はお札で見知った福沢諭吉が慶應をつくったことに反応していました。
偉大なる先人が未来の日本を想って奮闘した歴史の重みも感じて欲しいとは思うのですが。。。
肺と心臓(小5理科)
今回の理科は「肺と心臓」の単元。
物理分野が終わって一息つけました。
呼吸は肺ではなく横隔膜と肋間筋の運動、心臓は自力で動くということ。心臓はポンプの役目で血液を全身に送り、途中、肺に寄って空気から取り入れた酸素をもらい、二酸化炭素を渡す。
基本的にはこの流れを娘に認識させました。
すると、肺胞の役割、胸腔の動き、心臓の働きなんかをひとつひとつ暗記せずに、意味・役割を理解した上で覚えれるかと思っています。
また、記憶を手繰って思い出した心臓の血管の覚え方を娘に教えました。
私が中学生の時に考えたものですが、以下です。
・向かっての左右ではなく、自分の心臓をイメージしての左右
・上が「房」、下が「室」
●血管の名前(大静脈・肺動脈・肺静脈・大動脈)
①心臓の図に「弁」をみて血液の流れを矢印で書く
②「肺」を書き込む(肺で酸素をもらって戻ってくる)
③「肺」に繋がっていない血管は「全身へ」と書き込む
で、血管をXY脈として
・Xはどこに繋がっているかを見て、
「肺」→肺◯脈
「全身」→大◯脈
・Yは心臓から「出て行く」か「戻ってくる」を見て、
「出て行く」→◯動脈
「戻ってくる」→◯静脈
この覚え方だと、酸素の多い少ない、二酸化炭素の多い少ないのはどの血管かわかります。
例えば、大動脈は、
大動脈→「大」:全身に
「動」:心臓から出て行く
↓
・全身に繋がっていて、心臓から出て行く血管
・心臓から出て行くので酸素を全身に運ぶから、酸素が多く二酸化炭素が少ない
と、漢字だけでも回答できます。
きっとこの理屈で命名されたんじゃないかと思います。
ま、娘が今回一番興味を持ったのは、
「横隔膜は焼肉ではハラミ」
「しゃっくりは横隔膜の痙攣」
という小ネタでした。。。
江戸時代4週目(小5社会)
今回の社会は江戸時代の4週目。
すっかり幕末です。
覚えなければいけないのは、
ロシア使節・ラクスマン、間宮林蔵、異国船打払令、高野長英、渡辺崋山、蛮社の獄、アヘン戦争、ペリー来航、日米和親条約、井伊直弼、日米修好通商条約、不平等条約、関税自主権、領事裁判権、安政の大獄、吉田松陰、桜田門外の変、尊王攘夷運動、生麦事件、薩英戦争、薩長同盟、坂本龍馬、徳川慶喜、大政奉還、西郷隆盛、岩倉具視、王政復古の大号令、寺子屋、藩校、蘭学、杉田玄白・前野良沢・解体新書、伊能忠敬、平賀源内、国学、本居宣長・古事記伝、安藤昌益等々。
先週までの流れに続いて、なぜ鎖国してるのか、外国から開国を迫られた幕府と薩摩藩・長州藩はどう行動したのかという観点から、起こった出来事を1つの流れにして娘に話しました。
流れを理解していると覚えやすく記憶に残りやすいかなと思っています。
テキストには出てきませんが、新撰組ってそもそも何か、何をしていたか等、脱線した話しが多くなってしまいました。。。
おもりと運動(小5理科)
今回の理科は「おもりと運動」の単元。
すっかり古典力学の基礎です。
ここでも理科特有の条件、考え方をインプットしなければいけません。
まず娘にあらためて理解させたのは、摩擦のない水平面上をおもりが滑るという環境について。
現実では水平面上でおもりを滑らすと、摩擦と空気抵抗によって徐々に遅くなり、いつかは止まります。当たり前ですが、これを認識した上で、理科に出てくる、「摩擦のない水平面上をおもりが滑る」を考えると摩擦がないので止まることはなく、同じ速さで滑り続けます。速くなることもなく一定。
娘は、宇宙みたいなもんやな、と解釈しましたが、まあその通りです。
で、摩擦のない斜面上をおもりがすべるときは、水平方向と鉛直方向に分けて考えると、水平方向は上記より一定の速さ、鉛直方向は前週にも話しただんだん速くなることを再度認識させました。
こういった古典力学の基礎的な考え方をこの単元で出てくる事象すべてにおいて解説・紐付けしました。
あとはアウトプットとして問題をこなしましたが、娘はちゃんと理解したようで、問題文長いだけで簡単やな、と調子に乗っていました。
先日の公開テスト(浜学園)
先日の公開テスト、自己採点しましたが点数としては国語と理科が前回よりも上がり、算数は下がりました。社会は横ばい。
相対的にはまだわかりませんが、国語、理科の難易度は下がっているように思え、算数は逆に上がっているように思えます。娘においては、トータルでは以前よりは多少良いかもしれませんが、今回もまだ真ん中くらいかと思われます。
「整理と分類」の単元(小5算数)
今回の算数は「整理と分類」の単元。
なんだか箸休めみたいな単元に感じます。度数分布表、柱状グラフ、相関表、距離表を読み解いて、平均値を求めたり穴埋めしたり組み合わせを考えたり。。。
他単元に比べて難易度は低いです。
一通り問題に取り組めばマスターできると思います。流石の娘でも今回は簡単だったらしく、本来算数にかける勉強時間を他に回せました。